見まわしたところ、それぞれ優れた面魂の男ばかりだ。一片の侠気義心のために死をも辞せぬのが諸君であろう。しかし、それは所詮はおのれ範囲を出ぬ。心を変えろ、心を。日本を背負う気になってみろ。その気になって背負えば日本などは軽いものだ。いやそれがむしろ悲しい。病み呆けた老婆よりも軽い。坂本龍馬
エベレストでお茶会をしたとき、外はマイナス25度。でも、絶対8500メートルでお茶会をやろうと決めてたんです。だから茶筅(ちゃせん)から何から全部持っていった。本当は100グラムでも軽いほうがいいのに(笑)。「お父さん、何でそんな無駄なもの」って息子や他のメンバーからは言われました。でもね、すごく効いた。8500メートルの高さでは交感神経が優位になって、興奮して眠れなかったり、落ち着かなかったりするんです。それがお茶を飲んでいるうちにスーツと心が静まって。三浦雄一郎
パラシュートを使って富士山を直滑降したのですが、「スキーとパラシュートを結びつけた」という斬新さが世界中のニュースになりましたよ。立て続けに新しいことに挑戦して記録をつくれたのは、自分でなければできない「オンリーワンの何か」を追い求めた好奇心の賜物でした。三浦雄一郎
問題は君の考え方の方にあるんだよ。自然界の秘密を解き明かすのに、人間の理性に頼っていては駄目だよ。大事なことは、君の頭の中に巣くっている常識という理性を綺麗さっぱり捨てることだ。尤もらしい考えの中に新しい問題の解決の糸口はない。トーマス・エジソン
僕は人生は円だと思ってきました。朝があれば、昼があり、夜があって、朝がくる。季節で言えば冬がくれば、春、夏、秋がきて。これはもう止めようがありません。人間もサイクルみたいなものがあって、調子がいいときもあれば、悪いときもある。王貞治
人生は一場の芝居だというが芝居と違う点が大きくある。芝居の役者の場合は舞台は他人が作ってくれる。なまの人生は自分で自分のがらに適う舞台をこつこつ作って、そのうえで芝居をするのだ。他人が舞台を作ってくれやせぬ。坂本龍馬
私たちが取り除かねばならないのは、利己主義です。私は人生において過ちを犯したときはいつも、打算的になった自我のせいだと思っています。自我が入りこまなかったところでの私の判断は、目標に向かって真っすぐに進みました。ヴィヴェーカーナンダ
僕は限界に挑戦することで「人類のフロントランナーでありたい」と思い続けてきました。今もその意識は変わりません。しかし、その根っこにあるのは、誰もやったことのないことをやってみたい、周囲を驚かせたいという、純粋に僕自身が楽しんでいる気持ちです。三浦雄一郎
我々の持つ可能性に比べると、現実の我々は、まだその半分の完成度にも達していない。我々は、肉体的・精神的資質の、ごく一部分しか活用していないのだ。概して言えば、人間は自分の限界よりも、ずっと狭い範囲内で生きているに過ぎず色々な能力を使いこなせないままに、放置しているのである。ウィリアム・ジェームズ
荒れ狂う海面の荒波も、大洋の底まで騒がすことはない。広大でかつ永久的な視野で現実を眺めている人にとっては、個人的な絶え間のない浮沈は比較的無意味なものに見える。従って、真に宗教心のある人は動揺せず、平静に満たされている。そして時がどのような義務をもたらしても、静かな心構えができている。ウィリアム・ジェームズ
夢をかなえる秘訣は、4つの「C」に集約される。それは「Curiosity – 好奇心」「Confidence – 自信」「Courage – 勇気」そして「Constancy – 継続」です。ウォルト・ディズニー
自分を客観的に眺めて、生きていることを演出するとしたら、一番の理想は、いい映画を撮れたときに死ぬことだ。しかし、映画っていうものは完成した瞬間に、気に入らないところが次々に見えてくる。自分の映画に、満足することはない。満足するようじゃ映画監督なんて続けられない。だから俺も、生きることに興味がないなんて言いながら、いざ死神があらわれたら、こう言ってしまいそうな気がする。「あと1本だけ映画撮らせてくれねぇか」人間、歳を取るとずうずうしくなる。北野武
福岡ダイエーホークスの監督に就任して、チームの指揮をとったとき、本当に驚きました。同じ野球をするのに、こんなにも違うものなのかと。それまで僕はジャイアンツの野球しか知らなかったわけです。優勝することが義務付けられているような雰囲気の中で、チームの勝利のために精一杯頑張ることが当たり前でした。ところが、当時のホークスは17年連続Bクラスを続け、万年Bクラスと言われることに慣れてしまったチームでした。王貞治
気づけば「メタボな65歳」になっていた僕の心に、もう一度火をつけるきっかけを作ってくれたのは、父でした。スキーが大好きだった父は当時、「5年後の白寿(99歳)でフランスのモンブランを滑る」という目標を立て、日々鍛錬を積んでいたのです。三浦雄一郎
若者は自分の受ける教育の結果をあれこれと思い悩んではならない。もし毎時間を真剣な気持ちで勉強するならば、あとは成り行きに任せておいても安心である。どんな学問分野を選ぼうと、懸命に努力を続ければ、いつかは同世代の優れた代表者として、勝利感に浸れる輝かしい朝が来る。ウィリアム・ジェームズ
金のことでつべこべ言うと、母親にこっぴどく叱られたものだ。誰だって、金は欲しいに決まっている。だけど、そんなものに振り回されたら、人間はどこまでも下品になるというのが俺の母親の考えだった。貧乏人のやせ我慢と言ったらそれまでだが、そういうプライドが、俺は嫌いじゃない。北野武
我々は短い時間を持っているのではなく、実は多くを浪費しているのである。人生は十分に長く、その全体が有効に費やされるならば、もっとも偉大なことをも完成できるほど豊富に与えられている。けれども放蕩や怠惰に浪費してしまったり、どんな善いことのためにも使われないならば結局最後になって否応なしに気づかされることは、今まで消え去っているとは思わなかった人生がもはやすでに過ぎ去っていることである。セネカ
相手の自己評価を傷つけ、自己嫌悪におちいらせるようなことを言ったりする権利は、誰にもないのです。大切なことは、相手をどう思うかではなく、相手が自分自身のことを、どう思っているかなのです。相手の人間としての尊厳を傷つけることは、犯罪だということをわきまえておきましょうよ。サン=テグジュペリ
監督就任当時のホークスは万年Bクラスで「そこそこ頑張って、そこそこ給料がもらえればいい」という体質に染まっていたのです。そうしたチームの意識を変えるのが、大変でした。とにかく、言い続けるしかないわけです。優勝を目指そう、この世界で生きていける技術を身につけよう。それには練習しかない。王貞治
世間一般の考えに従って生活することはごく易しい。また、自分の事だけ考えて孤独の生活を送る事もごく易しい。だが悟りを開いた人間とは、群集の真っ只中にありながらも、自立の醍醐味を心ゆくまで味わうことのできる人間であります。ラルフ・ワルド・エマーソン
われわれが求めるものは強さである。ゆえに、自分自身を信じなさい。神経を強くしなさい。われわれの求めるものは、鉄のような筋肉と鋼のような神経である。もう十分長い間、悲しんできたのだ。もうこれ以上泣かなくて良い。だが、自分の足で立て。男らしくあれ。ヴィヴェーカーナンダ
「世間の人々は、愛とは何であるかを本当に知っているだろうか?彼らはただ愛を見せびらかすだけです。師のみが、私たちを心から愛しているのです。」「ああ、私にはなさねばならない仕事があります。ヴィヴェーカーナンダ
主に栄光あれ。われわれは成功するだろう。幾百人が、努力の半ばで倒れるだろう。――しかし幾百人が、喜んでその後を引き受けるだろう。命などはなんでもない。死などはなんでもない。主に栄光あれ!前進せよ!主がわれらの大将である。倒れた者を振り返って見るな。前進せよ!進み続けよ!ヴィヴェーカーナンダ