ビジネスの学位は必ずしも必要ではない。私が大学でビジネスを勉強する時間を2年間与えられたとしよう。しかしその2年間で、マイクロソフトで学んだ以上のものを学べるとは思えない。私の本棚に、ビジネス書なんてあったかな。おやおや、ないじゃないか。いままで必要なかったってことだよビル・ゲイツ
マイクロソフトは、長期的視野でものを見る。未来の方向性を見極めつつ、現時点での製品開発でも後れを取らないように、研究開発に莫大な投資をしている。業界での重要な位置を保ちながら、需要に応じた新しいビジネスモデルへの転換を成功させるのは、どんな企業にとっても大きな挑戦だろうビル・ゲイツ
ユーザーにはプロトコルや略語を覚える気はないから、そうしたものは隠してしまわなければならない。ソフトをインストールすること自体、意識させないようにしなければならない。ユーザーにはインターネットの散歩を楽しんでもらえればいいのであって、その裏で行われているコードの確認作業を意識させてはならないビル・ゲイツ
ウォーレンは、もし何千年も前に生まれていたら、猛獣の餌になっているのがオチだと言う。だが彼は、株式市場があり、彼の市場に対する優れた理解が報われる時代に生まれた(投資家ウォーレン・バフェットについて)ビル・ゲイツ
毎日毎日『勝ちたい』という気持ちで出社しなければならない。切羽詰まったときにこそ、最高の能力を発揮できる(『良い仕事をするにはどうすればいいのか』『出世するにはどうすればいいのか』と質問された時の答え)ビル・ゲイツ
正しいことをねじ曲げようとする者、信じることを踏みつけにしようとする者とは、何があってもこれと争わなければならない。このことを若い皆さんに勧める一方で、私はまた気長にチャンスが来るのを待つ忍耐もなければならないことを、ぜひ若い皆さんには考えてもらいたいのである。渋沢栄一
ゴールドラッシュは猛烈な投資を引き起こすことが多い。そのうちの一部は成功するが、熱狂が終わって振り返った時、失敗に終わった企業の山を見て、首をかしげることになるだろう。『いったい誰がこんな企業を設立したのだろう』『何を考えていたんだ』『熱狂だけでここまで馬鹿なことをしたのだろうか』とビル・ゲイツ
研究所に関していえば、『今後3年のうちに、彼らは次にあげる10の発明を行います』などと記者会見で発表するようなことはしたくない。研究所の素晴らしいところは、偉大な頭脳を集めて、デッドライン(締め切り)を気にせずに仕事に打ち込めることだビル・ゲイツ
タブレットなどのデバイス事業には多くのアプローチがあります。ひとつは顧客に対してより高いお金を払ってもらう努力をすること。もうひとつは逆に安い価格で済むような努力をすることです。どちらかが間違っているわけではなく、両方とも成功できる可能性があります。アマゾンは後者のやり方をとります。コストを下げる努力をして、顧客に請求する金額をなるべく減らしています。ジェフ・ベゾス
私たちのビジョンのひとつは、「この世界で印刷されたすべての書籍、すべての言語で書かれた書籍を60秒でダウンロードできるようにする」ことです。こんなに素晴らしく、こんなにクールなことはないはずです。ジェフ・ベゾス
夢をかなえる秘訣は、4つの「C」に集約される。それは「Curiosity – 好奇心」「Confidence – 自信」「Courage – 勇気」そして「Constancy – 継続」です。ウォルト・ディズニー
大学時代は本当に楽しかった。いろんな意味で中退したことを後悔している。中退したのは、初のマイクロコンピュータ用ソフトウェア会社をつくりたいという夢があったからだ。卒業まで待てなかったんだ(ハーバード大学を中退したことについて)ビル・ゲイツ
初めて何かをするときには、必ず授業料を払わなければならないのです。未経験でわからないことがあるから我々は学習する。学習期間は投資期間です。上手くできるようになったら、投下資本利益が向上し、その投資は利益を生むものに化けるのです。ジェフ・ベゾス
世間では、大人なの言いなりになる子や大人の考えの枠から飛躍しようとしない子がいい子であり、自分の意思を堂々と主張したり、個性的な考え方や行動をする子を悪い子というレッテルをを貼りがちである。けれども私は逆だ。世間でいう「悪い子」に期待している。なぜならそういう子供こそ個性に溢れ可能性に満ちた本当の意味のいい子だからである。本田宗一郎
財産よりも、もっと尊いのは「明るい性格」だ。人間の心も体と同じだ。日陰にいるのではなく、日光の照る場所に移るべきだ。困ったことがあっても、笑いで吹っとばしてしまおう。さあ、日の当たる場所に出ようではないか!アンドリュー・カーネギー
いまは少しばかりの失敗をする余裕はあるし、新しいことをどんどん試すことを求められている。将来には様々な可能性が開けていて、株主は売上と利益が成長し続けることを期待している。だから、大きな限界に挑戦しなければならない。我々にはその能力があるし、そうすることを期待されている。それに、我々は大きな挑戦が好きなのだビル・ゲイツ
知的資産を主力商品としている会社の例にもれず、我が社も最高の人材を探し出し、引き留めておくことに骨を折らなければならない。昔から大学や先見の明のある企業は、最高の人材を集め、引き留めておくために、定期的に長期休暇を設ける必要があることを理解していた。その制度の下で、ハードワークに疲れた人は息抜きに旅行したり、地域活動に参加したりと、自由に使うことができる(マイクロソフトで長期休暇制度を導入した理由)ビル・ゲイツ
我々は市場シェアを自分たちで決めることはできないと常に思っています。最高の顧客経験を提供することに重点を置いてビジネスを展開するだけです。あとは顧客がアマゾンのシェアを決めます。アマゾンで買い物をするのか、それとも別のところでするのか。これは常に顧客が決めることです。ジェフ・ベゾス
世の中は、最大級の出来事に満ち溢れている。私はしょっちゅうそんなことにぶつかっている。まったく信じられないくらいだよ。過去の出来事の凄さはすぐ忘れるものだから、私は聞いたこともないようなバカな話にぶつかっているわけだ。だから人生は面白い。ひとつの頂点を極めても、頂点はまだまだいくつもあることがわかっているからねビル・ゲイツ
少ない動きと少ない労力で作業を行おうとしたとき、それに反対したのは職工たちであった。その検討が単に労力を減らす目的とわかっていても、彼らを最も困惑させたのは、新しいやり方によって、それまですっかり馴染んだやり方が変更されることにあったのです。ヘンリー・フォード
顧客に対する執着も重要です。それは、競争相手ではなく、顧客を中心に戦略を考えると言うことです。競争相手の戦略を真似るのはアマゾン流ではありません。むしろ顧客にとって何が一番良いのかを考えて行動します。ジェフ・ベゾス
私は年に数回、『Think Week(考える週)』を設けている。その間は本を読んだり、同僚が時代に取り残されないようにと選んでくれた資料に目を通したりして過ごす。資料はコンピュータ科学の最前線の話題を扱った博士論文が多いビル・ゲイツ
都市から離れた地域にもネットへの快適な接続環境を提供する衛星通信会社に、私は個人的に出資している。都市部ならケーブルを通すのが一番経済的だが、人口密度の低い田舎ではケーブルは経済的ではない。低軌道衛星を使えば、地球のどこからでもケーブルと同じような高速の接続が可能になる。マイクロソフトの事業はそうしたものを提供することではないし、ケーブル網や通信企業を買収する気もない。それは、我々の専門ではないからだ。だが、それを推進するための支援は惜しまないつもりだビル・ゲイツ
私たちの哲学は非常に明確で、長期的な視点に立っています。長年にわたって継続的にコスト構造を改革してきました。コスト構造の改革で、節約した お金を、商品を低価格にするということで顧客に還元してきました。こうしたことは、短期的には一部の投資家の不興を買うかもしれませんが、顧客にとって正しいことなのです。長期的に見れば、顧客の利益と株主の利益は必ず一致するはずなのですから。ジェフ・ベゾス
私は模範を示さなければならない。エコノミーを利用すれば旅費は少なくて済む。ファーストクラスでも、飛んでいる時間は変わらない。それに、私はエコノミーの席に収まらないような体型じゃない。ものすごく太っていたり、背が高ければまた考えも変わるかもしれないがビル・ゲイツ
出版社は無数にありますが、アマゾンもその中のひとつでしかありません。まず出版分野で実験をするのが目的です。現在は短編の出版を行っていますが、30ページ以上の中編の作品にも期待しています。それはまったく新しいコンテンツになると思います。ジェフ・ベゾス
ポールが私をゴミ箱の上に持ち上げて、私がコーヒーかすで汚れたプログラマーたちのメモを拾ってくる。それを見てシステムを勉強したものだ(ハイスクール時代、DEC(ディジタル・イクイップメント・コーポレーション)でデバッグ(プログラムのバグ取り)のアルバイトをしたときを振り返って)ビル・ゲイツ
(小学校の授業で、「1足す1は、2に決まってる」という牧師に対して)ここにコップが一つあって、もう一つコップがあって、その中の水をもう一つ別のコップに一緒に入れたら、一つになるじゃないですか。1足す1は、1かもしれない。トーマス・エジソン
ときには、進行中のプロジェクトには本当に需要があるのかどうか見極めなくてはならない。これは難しいことだ。ミーティングの席でプロジェクトは中止になったと告げる人間には誰だってなりたくないものだからビル・ゲイツ
自分で本を一冊書いてみて、本を書く人々に対する尊敬の念が高まった。ノンフィクションを書くには、その問題を秩序立ててしっかり考え抜かなければならない。考えの整理を迫られるのだ。すると、いままでは見えなかった穴や矛盾が見えてきて、より深く考えなければならなくなる。(『ビル・ゲイツ未来を語る』を執筆したときを振り返っての発言)ビル・ゲイツ
(子ども時代のエンゲル牧師への質問)1枚のお皿を落っことしたら、100個位のかけらになってしまった。そのかけらを100個、糊でくっつけたら、1足す1足す...100回足しても、1枚のお皿になるじゃないの。何故、1足す1は、2なんですか。トーマス・エジソン
初めて何かをするときには、必ず授業料を払わなければならないのです。未経験でわからないことがあるから我々は学習する。学習期間は投資期間です。上手くできるようになったら、投下資本利益が向上し、その投資は利益を生むものに化けます。ジェフ・ベゾス
たとえばミーティングがあるときには、話すことをきちんと考えていく。世間話はほとんどしない。とくに気心の知れた仲間とのミーティングではね。どこの清算が遅れていてどの経費が高すぎるとかを話し合って、話が終わればそれで終わりにする。1日24時間では処理しきれないほど難問があるのだから、無駄にしている暇はないビル・ゲイツ
結果を出すには『ゆっくり、たゆまず』進めるしかなく、しばらくすれば楽になると自分たちをだますことはしない。小さな1歩を細かくくり返すほうが多くを学べるし、そのほうが目的を見失いにくいものです。ジェフ・ベゾス
私は神を信じる。神はすべてを司り、私の助けはいらない。神にゆだねておけばすべて最後には、一番良い結果が得られるのです。だから悩む必要などない。自分は大宇宙の無限の宝庫と結ばれていることを惜しまなかったのです。神を信じるがゆえに自分が神に導かれて成功すると信じていた。神は使命の大きい人ほど大きい苦労をさせるとのことであるからむしろ喜ぶべきです。ヘンリー・フォード
私が影響を受けた経営者の一人はウォルト・ディズニーです。幼いころ、彼の伝記を本当によく読みました。もう一人がソニー創業者の盛田昭夫さんです。盛田さんはソニーの製品にとどまらず、日本の製品が高品質であると世界に伝えようという大きな使命感を持っていました。ジェフ・ベゾス
メール・マージというソフトの初期バージョンは非常に複雑で、顧客が助けを求めて電話をかけてくるたびに、我が社のサポートはカウチ(寝椅子)に座って電話を受けた。長話になることがわかっていたからだ。つまりソフトに問題があったということだビル・ゲイツ
現状のままで化石のように固まっていいのなら、怠け心に調子を合わせていれば事足りる。だが、成長することが成功だとしたら、毎朝、心新たに目覚め、終日しっかりと目を見開いていなければならないのです。ヘンリー・フォード
紙とデジタルの書籍が今後どうなるか、それを決定するのも顧客です。私たちは電子書籍を提供する一方で、従来の書籍のビジネスも非常に好調です。今後も両方を提供していくつもりです。電子書籍への移行がどれほど速く進むかは、顧客の選択によって決まるでしょう。ジェフ・ベゾス
(大不況を解雇なしで乗り切ったときの発言)私はいままでどんな人でも採用してきたし、一度採った者は絶対に解雇しない主義でやってきた。車をつくるのではなく人間をつくるつもりなのです。解雇は絶対にしないでしょう。ヘンリー・フォード
『知識は力なり』というふるい諺があるが、これはときとして人に知識を独占する気持ちにさせる。知識を独占することで自分が欠かせない存在になると信じるからである。力は知識を隠しておくことからではなく、分かち合うことから生まれる。会社の価値観や報奨のシステムもこの考えを反映すべきであるビル・ゲイツ
アマゾンは、顧客がキンドルを買うときに稼ぐのではありません。使うときに稼ぐのです。キンドルを買った人は、電子書籍や音楽、ゲーム、アプリなどのデジタルコンテンツを買います。顧客と継続的な関係を築くことがキンドルのビジネスモデルです。ジェフ・ベゾス