関連名言
物事に惚れるような体質でなければ世上万般のことは成りがたい。
自分は技術者である。つべこべ政論をたたかわせているよりも、技術が現実の歴史を解決してゆくことを知っている。
学問も大事だが、知ってかつ実行するのが男子の道である。男子たるものは、自分の人生を一遍の詩にすることが大事だ。
思想とは元来虚構である。狂気で維持しつづけることによって、世を動かす実体となる。
第一流の人物というのは、少々、馬鹿にみえる。少々どころか、凡人の眼からみれば大馬鹿の間ぬけにみえるときがある。そのくせ、接する者になにか強い印象をのこす。
日本人は均一性を欲する。大多数がやっていることが神聖であり、同時に脅迫である。
家庭、団欒、そういうものを相手にしていては、男子はほろびる。
人間は、鎖の一環ですね。はるかな過去から未来にのびてゆく鎖の。
自己の生死に関するような重大な運命の決定はごく軽い調子できめるのが、薩摩人の伝統的なダンディズムというものであった。
司馬遼太郎について
司馬 遼󠄁太郎(しば りょうたろう、1923年(大正12年)8月7日 - 1996年(平成8年)2月12日)は、日本の小説家、ノンフィクション作家、評論家。本名、福田 定一(ふくだ ていいち)。筆名の由来は「司馬遷に遼󠄁(はるか)に及ばざる日本の者(故に太郎)」から来ている。
引用:Wikipedia